~イスラエル・ガザ 一刻も早く和平実現を~ 鳥取県連・連合鳥取合同街頭宣伝
11月23日、勤労感謝の日。立憲民主党鳥取県総支部連合会と連合鳥取は、合同で、JR倉吉駅前にて街頭宣伝を行いました。
坂野経三郎幹事長(鳥取県議会議員:鳥取市)が、この活動への想いをFacebookやメールマガジンに綴っています。
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「子どもたちの夢」
私の息子は、16才と、11才になりました。
時が経つのは、本当に早いと感じています。
子どもたちが描く、大きな夢は、美しい。
子どもたちが、大きな夢を描く社会。
夢の実現に向け、皆で応援する社会。
そんな社会を、私は創りたいと思います。
パレスチナのガザ地区に住んでいた、13歳のアウニ・アルドゥーズ(awni eldous)さんも、大きな夢を持っていました。
2021年にYouTubeチャンネルを開設し、「僕の夢は、100万人登録者を獲得することです」と照れくさそうに語る動画など、10本の動画を投稿しました。
しかし、なかなか思うようにはいかず、登録者は増えません。
夢の実現は、夢が大きければ大きいほど、難しいものです。
いつの日か、挫折し、夢を描いていたことも忘れてしまうことがあるのかもしれません。
決して諦めずに、夢の実現に向けて、準備をし続けることがなければ、実現することは無いのだろうと思います。
しかしなんと、今月になって、チャンネル登録者は急激に増え、1万、10万、50万、100万と増え続け、アルドゥーズさんは、現時点で141万人の登録者を獲得し、夢を叶えたのです。
しかし、100万人登録を達成したアルドゥーズさんが、もう二度と、新たな動画を投稿することはありません。
夢を達成したアルドゥーズさんを、家族がお祝いすることもできません。
アルドゥーズさんは、イスラエルによるハマスへの報復攻撃の中、両親を含む家族15人と共に亡くなったのです。
悲報と共に、アルドゥーズさんが描いていた夢がメディアで報じられることで、登録者数が急激に伸びたのです。
子どもたちの夢を、こんな形で実現してしまう。
そんな社会に、私は今、心から絶望しています。
今朝、私は、地元遷喬小学校で、本の読み聞かせボランティアに出かけました。
子どもたちが、真剣に耳を傾けてくれる姿に、微笑ましい気持ちになりました。
しかし一方で、今日も命の危機に脅かされている子どもたちが世界には、いるのです。
そのことを、私は一時たりとも忘れたことはありません。
遠い日本にいて、一体、何ができるんだろうか。
ただ、自分の無力さに、肩を落としてばかりではならない。
座して待つのは、黙認だ。容認していると言ってもよい。
そんなことに気づかせてくださった方に、感謝の念にたえません。
私なりの、その答えとして、湯原代表を先頭に、立憲民主党鳥取県連の仲間の議員と、友好団体である山口会長はじめ連合鳥取の皆様と、合計20名を超える皆さんと共に、倉吉駅前の街頭にて訴えさせて頂くことを、急遽のことでありますが、皆さんと企画しました。
無関心が、最大の罪ではないでしょうか。
どんなに些細なことでも良いと思います。現状打破のため、お一人お一人が何かできることに取り組んでいくことが、今こそ必要なことなんだろうと考えています。