第94回メーデー式典にあたって
第94回メーデー式典にあたって
第94回メーデーに集う皆様、日頃のご支援に感謝し、本日のメーデーをお祝い申し上げます。
立憲民主党は「皆様の賃上げを応援し、仕事と生活を守る」「平和を守り、人を育てる」その決意で、国会と地方議会で皆様と連帯しています。先の統一地方選挙、そして衆参補欠選挙においても多大なご支援を賜り、多くの仲間を議会に送り出すことができました。皆様に心から感謝申し上げます。
今年こそは、物価上昇に負けない「賃上げ」を達成しなければなりません。中小零細下請け企業も、労務費を含めた価格転嫁と賃上げを実現できるよう、立憲民主党は、中小企業庁の価格転嫁対策強化を求めています。しかし、いまだ岸田政権の中小企業の価格転嫁対策は不十分なままです。
立憲民主党は、今もなお実質賃金が下落する厳しい経済環境にかんがみ、昨年から2度の緊急経済対策を発表し、給付金の対象拡大、電力料金軽減策など、物価高騰対策の実現を訴えています。今こそ「防衛増税」ではなく、「国民の生活が第一」の政治を訴えてまいります。
3月には「もっと良い学びなおしビジョン」を発表し、学びなおしのための休暇制度の整備と経済的負担の軽減策などを盛り込みました。また「もっと良い『子ども・子育てビジョン』」も策定し、児童手当の高校卒業時までの拡充、高等教育の無償化、家賃補助の創設、育休中の賃金補償の引き上げなどを提案しました。こうした立憲民主党の「チルドレン・ファースト」政策は今、政府の子育て政策に採用され始めています。
多様性や多文化共生、ジェンダー平等は世界の常識です。立憲民主党は、「選択的夫婦別姓法案」「LGBT差別解消法案」「婚姻平等法案」を国会提出し、誰もが自分らしく生きられる社会を目指しています。
働く仲間の皆様、「もっと良い未来」を目指して、立憲民主党は行動していきます。ぜひともに歩んでまいりましょう。
立憲民主党 代表 泉 健太